バイクの話49
Motorcycles(Photographs are attached)
2011年06月25日(土)曇り。
Serowに「ZETAアーマーハンドガード・ベンド」を取り付けました。
林道などに入ると転倒する可能性が増えますので、その際、クラッチレバーやブレーキレバーが折れることもあります。
こういうトラブルを未然に防ぐためにハンドガードを取り付けました。
部品類はすべて通販で購入。(¥12,580)
所要時間 1時間。
積算走行距離 2,708km
通販で購入したハンドガードとブッシュガード
これではどんなものかイメージできないでしょう?
取付前。(左側はクラッチレバーです)
右側はスロットルとフロントブレーキレバー。
右側
まず、左側から加工。
切り出しナイフを使ってグリップ端に穴を開けます。
ハンドル径はノーマルのままなので22.2mm。
ハンドガードと切り出しナイフ&工具
左側ハンドガードのバーエンド部分を挿入するところ。
干渉するものは何もないのであっという間に取付完了。
今度は、右側。
スロットル側なので、グリップエンドはカットします。
グリップエンドをカットしてラバーグリップをめくったところ。
白い部分がオープンエンドになっていないので、
端面をカットします。
切り出しナイフではカットできませんので、ノコギリの登場!
このようにカットしていきます。
使った工具と切り離した部分。
ハンドルバーの端面が見えるまでカットしました。
右側のハンドガードをバーエンド側から挿入します。
この金具は、ボルトを締め込むと左側のテーパー状の金具が
四割り加工された部品を押し広げて、ハンドルバー内面に
食いつくようになっています。
半透明のスペーサーを入れてスロットルの動きに
影響がないようにします・
ハンドガードがスロットルグリップの端面に
干渉しないことが一番重要。
先日、定年(62歳)のお祝いでいただいた工具をさっそく
使わせて頂きました!
コンパクトでもきちんと力がかかります。
Hさん、Tさんありがとう!
フロントブレーキマスターシリンダーからのバンジョージョイント
に干渉しないように、ブレーキレバーの位置を少しずらしました。
転倒すると、ハンドガードが上側にずれますので
ハンドガードはブレーキホースの上側になるようにしておきます。
そうしないとハンドガードがブレーキホースのバンジョージョイントを
緩める方向に回すことになり、ブレーキフルードの漏れなど
思わぬトラブルを発生させかねません。
会社で覚えたKY(危険予知)はこういうところで役に立ちます。
黒色のブッシュガードを取り付けます。
林道でのブッシュや前車が巻き上げ飛んでくる小石だけでなく
真冬のツーリングなどで寒風からも指先を守ります。
ブッシュガードを取り付けると、外観も多少変わります!
これで作業完了。
干渉回避のために取付はもっと苦労すると思ったのですが
なんともあっさり終わってしまいました。
準備から後片づけまで所要時間 1時間。