バイクの話79

Motorcycles(Photographs are attached)

2020年02月02日(日) 

SerowのヘッドライトをLED化した。

使ったカメラは、FUFILM X20。

2/1、夕方届いた。

説明書 表

 

 

 

説明書 裏

 

 

 

これが新しいLEDエレメント  ¥2,980

LIMEY バイク用 LEDヘッドライト H4 Hi/Lo

新車検対応 両面発光 30W 6000LM

驚異の純正ハロゲンサイズ登場

PHILIPS ZESチップ搭載 12V車対応

ホワイト 6500K 形式L9H4B

”両面発光”という部分が重要!

片面だとヘッドライト上部しか光らないという外見上みっともないものになるから・・・・

 

2/2(日) 作業開始

(私のセローはツーリングセローではなくノーマルセローなので、アドベンチャースクリーンなどは無く作業手順が異なり、より簡単です。)

 

用意した工具  ペンチは使わなかった。

 

 

 

まずヘッドライトカバーを外す必要がある。

サービスマニュアルで構造は事前に確認済みだが、

現物の位置確認も行っておく。

六角穴付きボルトが左右2ケ所。

 

 

フロントフェンダーの裏側。

外すのは黒く丸い部分2ケ所

(嵌め込んでいるだけなので上に引っ張れば外れる)と、

この写真では右下にある”爪”の部分(左右2ケ所)

(これは広げるだけで外れる。)

 

まず、六角レンチでヘッドライトカバー左右2ケ所のボルトを外す。

 

次に固定用の”爪”2ケ所を広げて外す。

 

ヘッドライトカバーを持ち上げて、フロントフェンダーに嵌め込んでいる部分2ケ所を外す。

 

 

 

 

中央下のビスは光軸調整用。

締めれば光軸が上がり、緩めれば光軸が下がる。

ヘッドライトバルブ交換後に点灯して調整を行う。

車検のあるバイクや車では光量とともに光軸は重要な検査項目であるがSerowは車検が無いので”自己管理”。

 

ヘッドライトカバーの嵌め込みがうまく外れないときは、樹脂製のフロントフェンダーやヘッドライトカバーに傷がつかないようウエスで保護してマイナスドライバーを差し込み少しこじると外れやすい。

 

写真、見にくいけどヘッドライトカバーの突起部分が引っ込んでいる。(カバーが外れている)

 

固定されていた部分が外れると、ヘッドライトカバーを前面に傾けることができ、ヘッドライト部分にアプローチできるようになる。

 

中央の電源ソケット(端子は3点)が硬くて抜けにくいが、配線を引っ張ってしまわないよう注意。

 

ソケット部分を持って、根気よく上下左右にこじりながら外す。

少し浮いたところでマイナスドライバーを使って外す人もいるようだが、傷つけたり破損せぬよう自己責任で・・・

 

ソケットが外れた。

 

 

ソケットが外れたら、黒いゴムの防水(ゴミ除け)カバーを外す。

 

 

 

復旧時に間違わないよう上部に”TOP”と標示してある。

交換するLEDの種類によってはこのゴム部分を一部カットする必要があるものもあるそうだが、今回交換した製品はそういう手間は不要だった。

 

ゴムカバーを外すと、スプリング式の針金でバルブ(電球)ユニットを押さえているのでこれをフックから外す。

 

フックから外れた。

難しいことは無く、構造をよく見ればわかる。

 

純正のハロゲンランプ(バルブ)を取り出す。

 

 

 

 

 

 

これがハロゲンランプ。

ガラス部分を素手で触ったり油分を付着させたりしない事。

私は、予備として再使用するかもしれないのでリヤキャリア内に保管する。

12V 60/55W 常時点灯だから、4.6Aくらい消費しているが、

LEDだと30Wとなっているから2.5Aしか消費しない。

 

金具部分にSpec.が刻印されている。

 

左が純正のハロゲンランプ、右が今回新しく交換するLED。

 

取り外したハロゲンランプはリヤキャリアに保管。

出先で不具合があると交換する必要があるからね。

 

新しいLEDユニットをセットしてスプリングで固定。

 

フランジ部分の厚みがあるので、スプリングは内側ではなく外周部分を抑えるよう”説明書”に書いてあるのでその通りに。

 

ぐらつきのないことを確認。

 

防水(ゴミ除け)カバーをセットする。

 

 

 

 

ヘッドライトカバーを固定する前に点灯試験。

万が一点灯しなかったら、またヘッドライトカバーの脱着をしないといけないからね。

これは”Lo”。

ハロゲンランプは色温度が低いので黄色っぽいが、このLEDは色温度が6500Kと高く、白っぽい。

夜間走行してみないと比較はできないが、対向車からの視認性は確実にアップしていると思う。

 

これは”Hi”

 

 

わかりにくいが光軸調整用のビスにドライバーを差し込んでいる。

(このようにして行うという意味で)

 

これは交換前のハロゲンランプの時の写真。

色温度が低いので暖色。

 

サービスマニュアルも準備しておいたが今回作業中に見ることはなかった。

 

写真を撮ったりしながら・・・作業終了。

 

 

   

 2020年2月12日

 Serowに作業用の補助LEDライトを2灯、取り付けた。

 装着前に極性確認して半田付け。(手ごろなギボシ端子が手元に無かった!)

 電源はリヤキャリア内のサブバッテリーからで、電源スイッチはハンドルバーに取り付けてある。

 サブバッテリーはナビにも使用しているので時々電圧を測って充電している。 

 Serowには、写真にあるように前輪が悪路(泥)に嵌った時などに持ち上げるガイドパイプが設置されている。

 このパイプに補助LEDライトを取り付けたわけだが、取り付け金具はホームセンターで探してきた!

 SUS304製で1個数百円・・・・LEDライトの取り付けネジもM6でピッタリ。

 夜間、前方からのウィンカーランプの視認性も考慮してこの位置にセットした。

 対向車への影響を考えて、若干左&下向きにセットした。

 

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