猫の話 U
Cats(Photographs are attached)
『猫の話』のパートUです、
猫達の小さい頃の写真です。
現代の猫は、お腹が空けば飼主の顔を見て「ニャ〜ン」と一声鳴けばいい。
キコキコと缶詰を開ける手を、首をクイクイと動かして追うだけが仕事。
後は自分の皿の前で待機していれば事はすむ。
『寄らば大樹の陰』、『長いものには巻かれたい』、『猫になりたい』と思う、私が飼主です。
”のん”
ぐったりするほど遊びました。
パソコンを開くと必ず邪魔をしました。 浮世絵と同じ格好も出来ました。 中国雑技団のようなアクロバットです。 ヒモで遊ぶのが大好き。 ”ちょこ”がやってきました。 最初にいたシルベスターです。 大きくなりそうな予感がした猫でした。 小猫が何にでもじゃれるのは、生まれつきの衝動です。
動くものに興味をそそられる衝動がなければ、狩りの第一歩はあり得ないのです。
ただ最初は、興味を抱いて目で追って手を出そうとするのが、ごく小さな物に限られます。
寝た姿勢で花粉症の目薬をさしている私を、すぐ横からじっと見下ろし、瞬きする目をヒタと押さられ、驚いたことがあります。
動くものをじっと見すえ、首を低くしてアゴを伸ばし、体も低くして忍び足。
ハタと止まってアゴは地面すれすれの位置、口を尖らせてヒゲは前方。
お尻を左右に振ってからダッシュ。
前足で押さえて後ろ足で猫キック。